日本の宇宙開発状況Q&Aquestion
日本の宇宙開発の現状について
- 日本は誰が宇宙開発をやっているの?
- 主に日本政府の宇宙開発機関、JAXA[ジャクサ]という組織が研究・開発・運用しています。民間企業では三菱重工・IHIなどが関わっています。
- 日本は宇宙にいけるロケットを持ってる?
- はい、Hー2Aという大型ロケットやイプシロンという小型ロケットを独自に開発・運用しています。
- 日本の宇宙開発は世界各国と比べてどうなの?
- 宇宙開発業界はアメリカがぶっちぎりのトップで、中国・ロシア・ヨーロッパ連合が後に続いています。日本は5番手位です。後ろからインド・韓国が猛追しています。
- 日本の宇宙開発は、全てにおいて遅れをとっているの?
- いえ、諸外国と比べて有人宇宙開発等は遅れていますが、小規模天体探査などは世界トップレベルと言っても過言ではありません。探査機「はやぶさ2」が有名です。2024年に打ち上げ予定となっている、野心的な火星衛星探査計画もあります。
- 日本に人を乗せられるロケットはあるの?
- 日本政府に日本独自の有人宇宙ロケット開発計画はありません。現時点ではアメリカやロシアのロケットに乗せてもらわないと、宇宙に行けません。但し最近では民間ベンチャー企業が、宇宙空間に飛び出すスペースプレーンを研究・開発していています。
- 日本にはなんで有人ロケットがないの?
- 失敗した時のリスクや、莫大な予算がかかる事が原因だと推測されます。
- 宇宙開発にはお金がかかるの?
- はい、めちゃくちゃかかります。日本政府の宇宙開発機関であるJAXAの予算は年間2000億円位、アメリカ政府の宇宙開発機関であるNASAの予算は2.5兆円位です。
- 日本の宇宙開発は政府だけがやっているの?
- 少し前まではほとんど政府が主体でしたが、最近では民間企業に参入も相次いでいます。但し規模は政府のそれと比較するとかなり小さめです。